社長挨拶

GREETING

社長挨拶

厳しい情勢を最大のチャンスへ

社長

東京千住青果株式会社は、昭和22年5月20日戦禍による廃墟同然の千住市場施設(旧足立市場)において、資本金150万円で創業いたしました。
我が国経済が、高度成長から安定成長へ、そして未曾有のデフレ時代へと変遷する中で、常に市場の公共的使命と、全国農業生産者の皆様、ならびに顧客・消費者の皆様への『感謝・奉仕』の精神を忘れることなく皆様と共に発展してまいりました。
お陰さまで当社を含むグループ企業全体の年間取扱高が1,340億円を取り扱う企業に成長いたしました。
今、卸売市場を取り巻く環境は、市場外流通との競争や市場間の競争激化、政府主導による農政改革の提言、さらには卸売市場法の改正による規制緩和など多種多様な問題を抱え従来にも増して大きな曲がり角にさしかかっております。
当社は、この厳しい市場環境を最大のチャンスととらえ、グループ関連企業を通じて、小売のリアルな動向、健康に対する食の安心・安全など消費者ニーズを迅速に把握、この生の情報を基に企画、生産者に提案する、生産から消費までの一貫した『食の流通』を担うコーディネータとしての営業活動を拡大してまいります。
なお、市場内においては、私たち卸売業者と仲卸、小売業者とが緊密に連携、互いに支えあい、三位一体となって市場の更なる活性化に取組んでまいります。
また、会社経営においては、働く役職員の健康が何よりも大事なことと考え、毎年1回の人間ドック並びに検診車による健康診断および、毎月の産業医の先生による健康相談の実施など、今後も積極的に健康経営に取組んでまいります。
北足立市場(本社)・葛西市場(葛西支社)・千葉県松戸市の南部市場(東葛支社)・越谷総合食品地方卸売市場(埼玉県越谷市)の関東4拠点市場との緊密な連携とグループ企業各社の総力を結集し、一層の集荷力の拡大と豊富な品揃え、セリ販売の充実を図り、21世紀の首都圏の一角を担う活力に溢れた卸売会社を確立してまいる所存でございます。

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